「骨折」
■骨折について
骨折とは本来、骨が壊れることを言います。折れる以外にも、ヒビや骨の一部分が欠けたり、凹んだりした場合も骨折となります。骨折は、骨に力がかかって発生します。健康な骨では、かなり大きな力がかからないと骨折しません。しかし、骨全体が弱っていたり、骨の一部が溶けていたりすると、弱い力でも骨折します(病的骨折)また、健康な骨に弱い力がかかる場合でも、同じ場所に繰り返し長期間かかり続けると骨折することがあります。
お悩みの方へ
患部に強い痛みがある。
患部が明らかに変形している。
痛みとともにひどい腫れがある。
衝撃を受けた際、「ボキッ」と軋轢音がした。
■痛みの原因
骨とその周囲は神経と血管がたくさんあるため、骨折するとその部位に痛みと腫れが現れます。
骨折がひどい場合は、動かせなくなったり、外見が変形したりします。
しかし、単なる打撲や関節脱臼でも似た症状が出るので、診断をはっきりさせるにはレントゲン写真を撮る必要があります。
骨折と同時に皮膚が破れて骨折部が露出したものを開放骨折と呼び、治療を急ぐ必要があります。
骨折部が複雑に粉砕したものは粉砕骨折と呼び、今は複雑骨折という名称は使いません。また、転位(ずれ)の無いヒビだけの骨折を不全骨折と呼ぶことがあります。


骨折した状態をもとの位置に戻すことを「整復」と言います。
整復した箇所を、ギプスシーネなどと呼ばれる固定材料で動かないようにする事を「固定」と言います。
出血を伴わない「骨折」「ヒビ」に対しては、整復と固定をし医師にX線撮影を依頼します。
その後、幹部が安定したら骨格・神経・筋肉からアプローチするBNM治療法を行い早期改善を目指します。


骨折は長い間患部を固定するため、関節が動かしづらくなり、筋肉も落ちてしまいます。
そこで、筋肉を増やし関節の動きを良くするリハビリが必要になってきます。
リハビリが遅れてしまうと、関節が固まったままで筋肉の萎縮も残ってしまい、機能の十分な回復にはなりません。したがって、早めの正しいリハビリが重要です。





お気軽におたずねください。
盛岡市盛岡市 40代女性
【来院時の症状】
転んで腕を骨折。整形外科でレントゲンを撮ったものの、早く回復したいため、整骨院へ通う許可を医師からもらい当院を受診。
【治療方法】
骨折によってずれた骨がある場合を整復によって正しい位置に戻すことで早期回復を目指します。患部の整復・固定を行ない、ギプスが取れたら優しく筋肉をほぐし、やわらげる筋肉調整を行い血行を促します。
【治療効果】
筋肉の緊張をほぐして血行を改善。筋肉調整治療、神経調整治療、超音波による治療を行うこと幹部の循環を改善し自然治癒力を高めます。さらに、日常生活におけるリハビリ指導を行うことで、より早い回復を目指します。

治療結果の効果には個人差がありますのでご留意ください。