「ねんざ」
■ねんざについて
ねんざは体のいろいろな部位にも起こりますが、足首のねんざは足の外傷の中でも一番多いと言われています。
外側の靭帯が伸びてしまうねんざを「内反ねんざ」、もしくは「外側ねんざ」と言います。
足首のねんざでは一番多い症状で、普段の生活の中でも起こるねんざです。
反対に普段の生活の中ではあまり起こらない足のひねりの状況が、足の裏が外側を向き、関節が内側にひねられた状態になる「内側ねんざ」または「外反ねんざ」と言われるねんざです。
外側からかけられた強制的な圧力により捻ってしまうことが多いので、症状も重くなります。
お悩みの方へ
患部に強い痛みがある。
内出血があり熱をもっている。
痛みとともにひどい腫れがある。
■痛みの原因
ねんざは運動許容範囲を超えた際に起きる関節や靭帯、腱、軟骨などのケガです。
擦り傷などとは違い、中で何が起きているのかわかりにくいという特徴があります。
内部の血管が傷つくことで内出血を起こし、ケガをした部分が腫れてきます。
あまり知られていませんが、つき指もねんざの一つです。指の関節が傷つくことによって痛みが起こります。
ムチウチもねんざの一種です。ねんざのレベルは1度~3度に分類され、1度は痛みも腫れも軽く、靱帯が一時的に伸びている状態を指します。
2度になると靱帯の一部が切れている状態、3度になると靱帯が完全に切れていて(靱帯断裂)、関節が不安定な状態になります。


捻挫の処置の基本はRICE(ライス)処置です。RICEとは英語で(安静)(アイシング)、(圧迫)(挙上)の頭文字をとった応急処置です。
但し関節にズレが残った状態でRICEを行っても効果は低いです。
当院では関節整復で関節アライメントを整えてからRICE処置を行う事で効果を最大化させていきます。


応急処置ではアイシングを行い、内出血や腫れが引くことを目的としました。
ですがその後、数日経過した頃からは回復期に向かいます。そこで今度は、患部を温める「温熱療法」に切り替えて、さらにリハビリで運動療法をすることで、
可動域改善や筋力強化による再発予防に努め完治を目指ましょう。





お気軽におたずねください。
盛岡市 20代女性
【来院時の症状】
ジョギング中に足をひねってしまった。徐々に痛みと腫れが現れ、足をつくのもままならない状態に。
レントゲンを撮った結果、骨には異常がないと言われた。
【治療方法】
患部のアイシング、腫れを引かせる筋肉に対するアプローチ、矯正によってゆがんだ関節を戻し改善。手では届かない深部の痛みには、最新の施術機器と超音波を使って痛みを取り除きます。症状が重度だったのでRICE処置後にギプス固定となりました。
【治療効果】
足首の筋肉の緊張をほぐして血行を改善。筋肉調整治療、背骨骨盤矯正、神経調整治療による治療を行うことで痛みの原因をもとから改善。足首に負担をかけない様ギプスを巻き、日常生活の指導やリハビリ計画も立て、一日も早い回復を目指します。

治療結果の効果には個人差がありますのでご留意ください。